スマホをドライブレコーダーとして使う ~ スマホ
最近はドライブレコーダーの需要が増えているようで店頭に行っても人気の機種は入荷待ちの状態です。
ただ、それほど運転はしないが試しにドライブレコーダーで撮ってみたい方もいると思います。カーナビもスマホなどでできる時代になっていますので、ドライブレコーダーもスマホアプリで代用ができる時代になっています。
サービス終了アプリ
iPhoneアプリで調べてみた結果、次の有用なアプリが終了していました。
- ナビロー ・・・ カーナビ、ドライブレコーダー機能で人気がありましたが2017年7月サービス終了(DeNa)
- DriveMate Rec ・・・ ドライブレコーダー機能で人気がありましたが2017年8月31日サービス終了(carmate)
Wizmap
そこで探したのがWizmapでした。古いiPhoneにダウンロードして使ってみました。
メニューから、ドライブレコーダーを選びます。中央に赤丸のRECボタンがでるので押して録画を開始します。
録画を止めるときは右下の「×」ボタンを押します。
再生は△が横になっている「再生ボタン」を押します。連続で撮影した場合、10分ごとにファイルが分かれているのでそのファイルを選びます。
ここで、そのまま見るのは「映像を確認する」を選びます。カメラロールに保存するときは「アルバムに保存する」を選びます。
設定は「歯車ボタン」を押します。
- サウンド録音 あり、なし
- ストレージ 500M,1G,2G,4Gバイトから選びます。ここのサイズまで録画できます。
- 焦点 自動、固定
- 解像度 低画質、一般画質、480p、720p
- フレームレート 5fps、10fps、15fps、24fps
※5fpsは1秒間に5フレーム(5コマ)で記録されます。数字が大きいほど滑らかな画像になりますが、保存容量が必要です。テレビなどでは30fpsですが、ドライブレコーダーの場合は端末の容量も関係するので、小さい値でも良いと思います。
このアプリは非常に良いのですが大きな問題があり、iOS11のiPhoneではダウンロードできませんでした。古いiPhoneで古いOSが必要です。
DashCam2
英語圏のアプリだと思いましたが日本語が表示されました。録画するのに工夫が必要です。
まず、△の横の再生ボタンを押した後、歯車を選び設定を開き自動開始をオンにします。
最初の画面に戻りますが、〇の録画ボタンが押せないので、いったんホームボタンを押します。
そして、ホーム画面でDashCam2のアイコンを選ぶと、5、4、3のカウントダウンが始まるので0になると録画を開始します。このとき、録画ボタンが赤丸になります。停止するときは赤丸のボタンを押します。
再生するときは、再生ボタンを押します。消すときは右上のごみ箱アイコンですが、カメラロールに保存するときは共有アイコンを選びます。その他を選びビデオを保存を選びます。
ループ録画対応、録画時間の設定ができるところが良いです。
設定
- 自動開始 これを設定しておきます。
- 自動保存 ?
- ループ録画 ディスクの容量を節約するために同じファイルに書いていきます。
- 録画時間 1分から設定ができます。
OsmAnd DVR
Freeバージョンは1Gの制限と高解像度のみです。ビデオクリップは1分でお試しの要素が強いです。
録画ボタンを押すと録画を開始、同じボタンを押すと録画を終了します。
再生はライブラリメニューから一覧を選びます。Recording番号が振られていて、その中に複数のクリップ動画が入っています。見たいものを選びます。カメラロールに保存するときは右上のSELECTを選んだあと、カメラアイコンを選びます。消すときはゴミ箱アイコンを選びます。
設定
- Video Resoution free版は1920×1080
- Frame rate
- Data consumption free版は1分
- Landscape only
- Video stabilization
- Exposure Point
- Audio Source
有料版を買うならありかと思います。
SmartDashCam
英語表記ですが、制限があまりなく使えます。
赤丸の録画ボタンで録画開始、同じボタンを押すと録画終了です。
再生は△の横ボタンで、録画した一覧から見たい動画を選びます。見る場合は「View Video」、クラウドにもアップロードできますが、カメラロールに保存するときは「Share File」を選び、「Save Video」を選びます。
ループ録画、フレームレートの設定ができます。
設定
[GENERAL]
- Use all of available space on your device 録画容量を気にせず録画するか否か
- Max capacity 最大録画容量、初期値は0.5GBでした
- Loop recording ループする時間、初期値は2分でした
- Lock video file on impact 衝撃があったときにファイルをロックします。
- Record on impact 衝撃があったときに録画します。
- Record while driving 運転中録画します。
- Turn off monitor while driving 運転中画面を消します
[VIDEOS]
- Quality Low、Medium、High、480p、720p
- Frame rate 7、15、30
Multi Drive Recorder
こちらは有料になります。すでにMulti DriveRec2が出ていますが持っていないので古いほうの説明です。
トップ画面から録画を選びます。
RECボタンを押すと録画開始です。STOPボタンを押すと録画終了です。
再生はトップ画面の動画リストを選びます。
一覧が出るので選ぶとどうするかメニューが開きます。そのまま見るときは「ビデオを再生する」を選びます。カメラロールに保存するときは「ビデオをカメラロールに保存します」を選びます。クラウドにもアップロード可能です。
設定
- 表示設定 地図表示、速度計表示
- 画質設定 1920×1080、1280×720、640×480、480×360、192×144 初期は480×360
- 録音設定 音声を保存するか否か
- 自動録画設定 衝撃の度合いにより録画開始
- ナビゲーション設定 地図に目的地の経路表示、重体情報表示
- 緊急モード設定 画面タッチで一分間録画開始
- 画面オフ設定 時間経過で画面オフ 初期は60秒後
- 自動ロック バッテリ残量によりロック
- 手動フォーカス設定
- クイック起動設定 起動時にすぐに録画画面にする
フレームレート設定とファイルを分ける機能がありません。
一時的に使用する場合
スマホを固定できないときは養生テープを使うのも手です。100円ショップで売っているコインケースで固定してみました。
一言
サポートを終了するアプリが増えているのが残念です。そのため日本製でないものを調べてみたのですが、「Nexar – AI Dashcam」、「Meteor Car Camera 」、「Car Camera DVR lite」、「TripREC Lite」などもあり試し切れていません。一部、登録が必要があるものは試していません。
日本語対応のドライブレコーダーアプリは少なくなってきているので、海外製のアプリを調べることも大事です。「DashCam」「CarCamera」などのキーワードや他国で一般的に使用されているキーワードでアプリを検索すると良いアプリが見つかる可能性があると思います。
個人的にはフレームレート、画質、ループ録画、ファイルを分ける設定があるものが望ましいと考えます。
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