Talend Open StudioでJasperReport帳票を出力する ~ Talend
JasperReportはjavaでプログラム作成して帳票を出力したりPDFを作成することができます。今回はtalend open studioで出力する方法を試します。
tJasperOutputExecは有名ですがサポートの終了しているiReportが必要のため他のコンポーネントを使います。
今回使用するコンポーネントは「tJasperReportExec」ですので、ユーザコンポーネントに追加しておいてください。
このコンポーネントはCSVでは取り込みができないので、XMLに変換してから取り込むことにします。
JOBの作成

リポジトリのペインのジョブの場所で右クリックしてメニューを出し、JOBの作成を選びます。
今回はフォルダを作ってから、その中に作成しました。

名前をいれてFinish
CSVファイルの設定
簡単なのでレポジトリから入力するCSVファイルのファイルの設定を行います。

メタデータ->区切り記号付きファイル->区切り記号付きファイルの作成

名前をつけてNext

入力ファイルを指定してNext

今回使用したファイルはUTF-8ですのでエンコードディングに「UTF-8」に設定し、ヘッダあり設定にしてFinish

作ったメタデータをデザインワークスペースにドラッグアンドドロップし、tFileInputDelimitedを選びOK

これで入力ファイルの設定ができました。
次のようにデザインワークスペース上で左クリック後、先頭の文字をいれて作ることもできます。

設計画面で一度マウスの左クリック、使いたいコンポーネントの先頭の文字を入力し出てきたコンポーネントから「tFileInputDelimited」を選びます。

コンポーネントタブにスキーマ情報が設定されています。
xmlファイルの出力

デザインワークスペース上で左クリック後、「tfileoutputx」と先頭の文字をいれてtFileOutputXMLを選びます。

設置されました。

tFileOutputXMLの内側を選び出力ファイルを設定します。

文字コードもUTF-8に変えておきます。

ここで、2つのコンポーネントを繋げます。tFileInputDelimited上で右クリックし ロウ->メイン を選び、tFileOutputXMLのところにカーソルを落とします。

つながりました。
PDFの出力

デザインワークスペース上で左クリックご先頭の文字をいれてtJasperReportExecを設置します。

設置できました。

tJasperReportExecの設定をします。
データソースはXML file、XMLfilleの場所の設定、jxml Fileはjasperreportで作成したものを持ってきます。出力はPDF、Localeはja、出力するフォルダを設定します。この設定ではreport_outの後ろに日付時間がついた出力ファイルになります。

tFileInputDelimited上で右クリックし「サブジョブがOKの場合」を選び、tJasperReportExecのところにカーソルを落とします。

つながりました。上のJOBが終わったらtJasperReportExecが実行されるという意味です。
実行


実行を押すと正常に完了しました。

PDFが作成されています。

中身もきちんと表示されています。
javaのプログラムを作成しなくてもtalendのみでJasperReportのPDFが作成できます。
外部コンポーネントは便利なものがありますので、探してみてください。
おまけ。JasperReportでのxmlファイルの設定

Xml用のDataAdapterを設定します。
File->New->DataAdapter

名前を入れてNext

XML document を選びNext


XMLファイルの場所を指定、Use the report Xpath expression、日本語設定してから「test」して確認してください
成功したらfinish

アダプターを選び、LanguageはXpathとします。Read Fieldsとすると下に項目が表示されるのでOK









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