Talend Open Studioの外部コンポーネントの利用 ~ Talend

2017年12月23日

Talendでは標準のコンポーネント以外にユーザが作成したコンポーネントが公開されています。

「Talend Exchange」には他の方にも利用できる有用なコンポーネントが多く公開されていますが、ユーザの登録をすれば誰でもダウンロードできます。

ユーザの登録

ウインドウ->Preferences


 

Talend->Exchange->サインイン


ユーザ名、Email、パスワードを入力し、同意するにチェックをいれて「アカウント新規作成」を押します。

 


 

Apply->OK

Talend Exchangeへアクセス

 

左上にある「Exchange」を押してアクセスします。


 

検索中のため、しばらく待ちます。


 

コンポーネントのダウンロード

追加可能なコンポーネントの一覧が表示されます。

 

今回はJasperReportを出力するコンポーネントを使用したかったので、これをダウンロードします。


 

注意書きを読み「Install」

D:\oss\talend\TOS_DI-V6.4.1\plugins\org.talend.designer.components.exchange_6.4.1.20170623_1246\downloaded\tJasperReportExec.zip

にありましたが、データが壊れているようでした。

ファイルの中身を見ると内部エラーでリトライ要求です。

{“result":"INTERNAL ERROR, PLEASE TRY LATER"}

そのため、webからダウンロードしてみます。

https://exchange.talend.com/

にアクセスします。

SIGN INを選び、ユーザ名、パスワードを入れます。


 

 

探しているコンポーネントの名称をいれて検索します。


 

 

 

今回はtjaspeReportsExecでしたので、「tjasper」といれて検索しました。


 

DOWNLOAD IT FOR FREE


 

acceptにチェックをいれCONFIRM


 

DOWNLOAD

パソコンに「tJasperReportExec-2.7.zip」がダウンロードされました。

 

 

「コンポーネントデザイナーフォルダ」と「ユーザーコンポーネントフォルダ」の作成

名前は任意で構いませんが、分かりやすいようにtalendのプログラムがいるルートにフォルダを2つ作成します。

別なところでも構いません。

componentdesigner
usercomponent

 

 

 


 

ユーザーコンポーネントの設定

ウインドウ->Preferences


 

 

Talend->コンポーネントから「コンポーネントフォルダ」をBrowsで設定します。

さきほど作成した「usercomponent」に設定します。


 

ユーザーコンポーネントデザイナーの設定

同様にウインドウ->Preferences

 

Talend Compoent Designerから「コンポーネントプロジェクトフォルダ」を設定します。

さきほど作成したフォルダ「componentdesigner」にします。

警告がでますが、OKを押して進めます。

コンポーネントの追加

ダウンロードしたzipファイルを「コンポーネントプロジェクトフォルダ」解凍します。

さきほど作成したフォルダ「componentdesigner」にします。

このような配置になります。


 

画面右上にOpen Perspectiveボタンがあるので、それを押します。


 

Component Designerを選びます。


 

何もコンポーネントが無い状態です。


 

右クリックしてメニューを出し、Refeshをすると先ほどコピーしたコンポーネントが現れます。

 

このままではパレットに無いので、パレットに入れます。

 

パレットに入れたいコンポーネント上で、右クリックしてメニューを出し、「コンポーネントをパレットにプッシュ」を選びます。

このような画面が表示されます。

 


 

先ほど作成した「コンポーネントフォルダ」にフォルダが作成されているのが分かります。

 

パレットにも追加されているのが確認できました。

これで、ジョブで使用できるようになります。

 

 

Talend

Posted by eightban